ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

他人を採点するとき、お前もまた採点されるのだ。

話題になってるバラエティを見ると、大概何かが出来ない人間、わからない人間を馬鹿にしていて気分が悪い……いじめにしか思えないのだが、大多数はそう感じないのだろうか?

「友人同士のじゃれ合いと思ってるんじゃないですか? まあ、馬鹿にされている方が本当に友人と思っているかはわかりませんが、あとは、よく見かけるのはそれが仕事といった意見ですね」

 まあ、仕事だからと、嫌な上司に反論もせずに従っていたこともあるけどさ……

 でもさ、そもそも、他人を馬鹿にしてる連中、客観的に見て、人格や能力が、相手より本当に優れていると思っているのかな。

 一度、明らかに俺より能力の劣っていた上司とかいたぞ。なのに自分は仕事が出来るという自己肯定感だけは異常に高いんだ。

「そもそも、人格が優れていれば、他人を馬鹿にしないのではなくて? もっとも、人格と言うより、他人を評価する能力の欠如という気もするわね。人間、得手不得手があるのが当然だし、出来ない、わからない、は単にその人の能力がどの水準にあるか、ということでしかなく……テレビでいちいちさらしあげることなのかしら?」

……単純に他人を採点するのが心地いいのだろうな。自分もまた採点される立場だということを忘れ去るほどに脳内麻薬が出るんだろう。