芸術家が美術館や博物館を襲撃する暴動を賛美していて、それを批判する意見を見かけたが、今更に思うことだが、芸術家なんて、情動が行動原理であって、理性と秩序とは根本がほど遠いし、感情的に他人の作品を破壊する自称現代アーティストもごろごろいるし……
「ある意味、そういうところは実に人間らしいですね。人間として立派であるかはともかく」
そういえば、ＤＶをやらかしてる音楽家を音楽が上手いから人格が出来てるなんてアホなこと弁護した別の音楽家もいたな……
かの有名な独裁者も実はそれなりに絵は上手かったと評価されてるし……、それこそ、他人の芸術を踏みにじった代表だが。
「法や秩序を守ろうとするのは理性的行為だものね。芸術家が国家や法に頼るとしたら、それは自己保身のため。だから、治安の良い国ではすがる必要がないから政治に攻撃的になるのかしらね」
本当に人間的だな。
