ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

次のイベントは誕生日……

ひな祭り……ちゃんと祝ってあげないとダメなんだよなぁ。

「いや、ちゃんとしているからいいじゃないですか?」

そうじゃなくて、それを改めて思ったというか……こういう儀式を定期的にやって、自分と家族の関係を再確認しないとさ、こう、相手もそうだが、自分の存在というものも、どこかふわふわと、彷徨ってしまうような気がする。

「けれど、そういうのって、昔はあまり好きじゃなかったのでしょう?」

余裕がなかったからに尽きるよ、金銭的にも精神的にも……それに、儀式そのものに意味が無くて、一緒にいる相手がいることに意味があるんだよ。

けど、一方でそのために用意する負担を誰かが強いられている面もあって、例えば、年始のおせちの準備とか、今でこそ買ってくるのが定番だが、それのために各家庭では母親など女性に負担が大きくかかっていたわけで……

だったらイベント自体をなくしてしまってもいいかとも思っていたんだよ。

だいたい、そういうのを続けろと、強要する連中は何もしてくれない奴ばかりだし。

「強制されてやらされるのは嫌だけど、自分からするのであればいいということでしょうか?」

そうだな、自分がしてあげるというと、あれだが、してやる程度を自分で主導権を握って、自分の満足する範囲で出来るわけだし。

「あの子が嫌といったらもうやらないのかしら?」

……どうだろう……そのとき、さっとやめるのか、それとも、自分の善意を踏みにじったとキレるのか……わからないな。