昔さ、子どもの頃は姥捨て山みたく老人達が見捨てられ殺されるディストピアな展開の話が藤子不二雄先生やらに寄って描かれていたけど、実際の世の中は違うなぁ。
戦中から現代に至るまで、いつだって若者が犠牲にされてきた。
「どうしてそういう話ばかりだったんでしょうか?若者が犠牲になったりするのを批判するような内容はなかったのでしょうか?」
あるには、あったろうけど若者の未来を守れとか託そうとか……
でも、そういうのも結局は自分たちの後悔を若者に押しつけて先送りするものだったのかもしれない。
「老人達は結局自分たちの身こそがかわいいものね」
俺もそうなるんだろうか……既になっているのかもしれない……