ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

差別の敵は富

順序が逆だったのかもしれない。
間引きが差別の一種だったのではなく、差別の目的こそが間引きだったのではないかと
「ええっと、つまり、いろいろと差別がある中、その一つが間引き……障害児殺しや大規模であれば民族浄化ホロコースト、それらは差別の一種と普通考えられていますが」
「間引くための選別する方法こそが差別と呼ばれるものだと……」
そう考えるといろいろ納得がいくんだよ。どんなに豊かになっても資源には限度がある。まして昔ならなおさらだ。だから、介護というコストがかかる老人や病人に障害者を排除、それでもまだ資源が足りないから、いろいろ理由をつけては敵や不要な人間として排除、そうやって少ない資源を一部の人間達で独占するための……
「差別が必要悪だったなんて、発狂する人が出ますよ。」
いや、必要悪って結局悪だろ。なくすように改善していくべきものであってな。
あと、そうだな。表現や思想の自由を差別するのも、結局、同じよう人間をそろえればコストがさがるから、企画から逸脱した人間を排除することで、資源の消費を抑えようという……
「差別は緊縮……ね。 そう理解すれば、差別をなくす方法は簡単かしらね、豊かになったからこそ、障害者のための設備や機材を開発できるのだし、この世界がもっと豊かになれば良い。」
精神論や倫理観に訴えるだけでは全く問題解決にならないだろうとも思うよ。