ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

最近は刑事ドラマならぬ鑑識ドラマというのかしらんが、多いどころかすっかりジャンルとして定着しているようだな。毎週見たりは気力が持たんが、たまに見ると面白い。
「証拠を科学的にあるいは論理的に分析して、というのはホームズの頃からのはずですが何故目新しく感じたのです?」
んー、まあ、なんだろう、まあ、結局は鑑識ドラマも科学考証はSFなんだろうけど、昔のはすごい探偵がすごい直感で理屈がよくわからんとリックを見破ってみたいなのが多かった気がする。
「よくわからないとは?」
うーん、たとえば……にしては重いが……なんちゃらの準備をしていたから自殺するはずがない捜査しようがよくあったが、最近だと、普段通りに何かの用意をしていた人が不意に自殺してしまうというのがわかってきたよな。 そういう感じに実は科学的論理的に根拠のない証拠をあげていて、え?って首をかしげることがなぁ……
「今だと、抵抗した痕跡が見つかったので死の時点で自殺の意思はなかったとかよくありますが、たしかにそれですと、死の時点で自殺の意思があったかは不明ですね。」
それを捜査のきっかけとしてはいけないわけではないが、それをドヤ顔で断定して言うのどうなのっていう。
「論理的には破綻していても、感情的には納得がいくからでしょうね。」
駄目だろそれ…… なんかそんな感じというわけでもないだろうが、自殺にしては手が込んでるとか言うレベルじゃなくて、僕の考えた最高の自殺ショーみたいな……いや、おかしいだろ、他殺だろそれ。 その凝りようはもはや動機が怨恨ってレベルじゃ納得できないよっていう…… もう事件起こすのを楽しんでるだろっていう。
「なるほど、つまりモリアーティの登場ですね。」