ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

無責任な愛し方

仮に俺が死にいたる病気になって、辛いが治る確率が高い治療と、楽だが見込みのない治療法とどちらを選ばせる?
なお、俺は正常な判断が出来ない状態とする。
「それは前者でしょう」
「前者よ。それに、その方が支えている。愛しているって気分にもなれるもの。」
自己満足を自覚した上で、悪びれもなく語るんだな。まあ、そうやって素直なのはいいと思う。
「後者を選ぶとしたら、いったいどんな動機なのでしょう?」
「とりあえず、ぽっくり逝ったら治療費も安上がりだもの。」
……まあ、実際、払えなくて辛いということもあり得るだろうが、そこに愛はあるのだろうか?
「家族の辛いところをみたくはないというのはあるでしょう。」
「それも自己満足よね。私の言う台詞じゃないけれど。」