別にそういうエロマンガを好んで買ってるからって、おまえらにああいう体になって欲しいわけじゃないからな!
「……いや、まあ、知ってますし」
というか、はっきりいって見たくはないな。何でかと言われても、そのままのおまえらが好きとしか言えんが……
「それはうれしいけれど……じゃあ、どこまでなら変わってもよいのか、その敷居がどこにあるのか気にならなくもないわね」
某アニメ映画の賛否両論のあれを思い出すな。野獣のままのほうがいいとか悪いとか……
「話としてはあのオチは必然だったんでしょうが、容姿を気にしないと表明したら容姿が改善されるって……なんなのでしょう?無欲をアピールしたら大金を得られたみたいな説法なのでしょうか?」
まあ、現実には支援を要求しないと役所は金をくれないけどな。
「あの話、男女関係だけで見るからよくないんじゃないかしら?野獣の姿では社会に受け入れられない。だから、社会に戻るには人間の姿に戻るしかなかった」
でも、結局あのアニメだと社会から攻撃されてそのまんま社会と絶縁したまま人里離れてくらすオチだったよな。まあ、だからといって、容姿が変わったからと言って手のひらを返して受け入れる人々なんて、おぞましいが。
「容姿で差別するなと言いつつ、結局容姿が変わらないと受け入れてくれない、そこに不快感を覚えているのをうまく説明できない人がいるのかもしれません」