見えないもの

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 [DVD]

劇場にも見に行ったが改めて買ってみた。マジ良いわ。繰り返し見たくなるアニメってのは久しぶり。
冒頭の名も無きエースの戦いは多くの人に絶賛されている通り。
あまりにも小さく補足しにくいファンネルに翻弄されるジェガンを見て、「小回りはともかくスピードおよび航続距離はファンネルよりMSの方が上だから無視して振り切るのが正しくね？」と思ったら、ファンネル包囲網をスタークジェガンが実際振り切ってみせてくれた。
そういう戦術をきちんと見せてくれるのは長らく無かったなぁ。
舞台は今まであまり言及されることの無かった密閉型コロニーの構造がしっかりと描かれたり、そこでの普通の生活が描かれたりと多くの作品でないがしろにされがちなことをちゃんとやってくれている。
後半のコロニー内でのMS戦も双方のパイロットが被害を押さえようと戦い方を選んでいるところがきっちり描かれている。
ユニコーンが登場するところで終わってしまうけれど、宇宙世紀のガンダムファンならおなかいっぱいになること請け合いのクオリティ。
まあ、逆に言えば、どうなんだろうね？最近の種とかしか知らない若い（というよりこちらからすると幼い）世代はついていけないかもしれない。種批判という意味じゃなく世界観がまるで違いすぎるので予備知識の有無により理解出来ないのではないかと。
バナージがやたら積極的だったりと原作からの変更点がいくつかあるけど、今後の展開を考えるとむしろこのぐらいの方が自然かもしれない。

SONY 7.1chデジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS7000

でまあ、今回初めて5.1chのサラウンドヘッドフォン本来の機能を使ってみたよ。
「はじめてって、今までも5．1chを収録したDVDを持っていたじゃないですか。」
まあ、見る時間がないというか、他の録画が溜まっていたからなぁ。使ってみた感じ、正直、驚くほどの迫力みたいなものはないな。
「いきなり全否定かしら？でも、ご満悦の様子だったわね。」
いやいや、これで見ているとすごく画面が見やすいんだよ。ちゃんとビームサーベルの音が持っている方から聞こえるし。カメラの移動に合わせて、音の位置が変わるし。当然のことながら音質も普通に聞くのとは比べものにならないし。いやいや、マジ買うだけの価値はあるわ。サラウンドヘッドフォンも。そして、5．1ch対応のDVDも。高画質とかばかりにみな話がいっているが、音質もこの際だから拘って欲しいよ。