ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

井戸に蓋をされた蛙

映画なんかのローカライズって、好きじゃない。

「別にそこは嫌いと明言して良いのではないかしら?」

「それは流石に角が立つでしょう?」

ま、まあ、嫌いと言えばそうだが……とにかく、翻訳前の話では別のものを指していたのを無理矢理日本人になじみのあるがその国にないものに置き換えるって言うのはな……

「確かに、わからないっていうのは、それをきっかけに調べたらその国のことを学べる機会になりますものね」

おまえら大衆は馬鹿だから、わかりやすいようにしてやる……というのは言い過ぎだろうが、そういう観客のレベルを低く見積もって、そして、わからないからとごねるレベルの低い客に合わせていくのでは駄目だと思うのだが。

「でも、それは旦那様がオタクだからそういうものを調べたり、わからないなりにそのときは話をとりあえず受け入れるというスキルがあるからであって、その他大勢は違うのではないかしら?」

そう言われると……ううむ……

なんとなく、山道を通ろうとおもったが、カーナビが土砂崩れで片側通行ですって……

「結局、通ったんですか?」

いや、流石に南下あっても嫌だなと思って、ちょっとUターンして町中の方を通って帰ったんだが……

「でも、土砂崩れのニュースってあったかしら、ずいぶんと前じゃなかったかしら?」

「いつもの県道ですよね……今調べたらそういう情報が無いのですが……」

カーナビ……どこの道へ誘導するつもりだったんだ?

ぎっくり腰……

「再発……しちゃいましたね。」

 まあ、歩けて車を一人で運転できるだけマシだが……なんでやねん。本当に唐突に再発だよ。

「腰のストレッチが足りなかったのかしら?」

ああ、うん、そうね……(むしろ、脇腹の使いすぎと言われたのだが……黙っとこう。冷静になってみると脇腹の使いすぎってなんやねん?)

「しばらくは、自重ですね、いろいろな意味で。」

おまえもいろいろとかそういうのつけなくていいから。

「マッサージとかしたら治るのかしら?」

まあ、どうだろう、気は紛れるけど……前回のに比べると断然マシだし。

 

おひっこし

……うがああああ!

「思ったよりも時間かかりましたね。」

「まあ、家具の移動に関しては他人様任せなのだし、文句を言うところではないわね」

いや、そうじゃなくて、自分でやらないといけない部分が……金さえあれば、何もかも人任せに出来るのに……

「ま、まあ、ただでやらせようと考えないだけ健全ではないでしょうか?」

昨日の今日で酷い話を聞いた。
どこぞのTVで障害者に妙な芸をやらせていたらしい。それもチャリティで。
「支援対象のやらせては意味が無いのでは……」
それもそうなのだが、そういう芸が出来る障害者って障害者の中でもごく一握りだろう、だが、それを一般的な障害者のように報じるのはおかしいだろ。それによってそういうことが出来ない障害者を努力が足りないなどと言って差別する連中が出てくるんじゃないかと……
「おそらく、いうでしょうね。テレビに出る連中は努力という名の苦行をさせるのが好きだもの。ブラック企業としても有名だし」
まあ、相手が障害者だろうが健常者だろうが関係なくさ、なんかおかしんだよな

差別の敵は富

順序が逆だったのかもしれない。
間引きが差別の一種だったのではなく、差別の目的こそが間引きだったのではないかと
「ええっと、つまり、いろいろと差別がある中、その一つが間引き……障害児殺しや大規模であれば民族浄化ホロコースト、それらは差別の一種と普通考えられていますが」
「間引くための選別する方法こそが差別と呼ばれるものだと……」
そう考えるといろいろ納得がいくんだよ。どんなに豊かになっても資源には限度がある。まして昔ならなおさらだ。だから、介護というコストがかかる老人や病人に障害者を排除、それでもまだ資源が足りないから、いろいろ理由をつけては敵や不要な人間として排除、そうやって少ない資源を一部の人間達で独占するための……
「差別が必要悪だったなんて、発狂する人が出ますよ。」
いや、必要悪って結局悪だろ。なくすように改善していくべきものであってな。
あと、そうだな。表現や思想の自由を差別するのも、結局、同じよう人間をそろえればコストがさがるから、企画から逸脱した人間を排除することで、資源の消費を抑えようという……
「差別は緊縮……ね。 そう理解すれば、差別をなくす方法は簡単かしらね、豊かになったからこそ、障害者のための設備や機材を開発できるのだし、この世界がもっと豊かになれば良い。」
精神論や倫理観に訴えるだけでは全く問題解決にならないだろうとも思うよ。

後宮に女を集めても結局相手をするのは一人だったりする、なんて話を聞いたことあるが……
「誰かのように不特定多数に手を出す人もいますけどね。」
……まあ、いるよね。流石に1万人とか、インドの神話じゃあるまいにだけど、2,3人ぐらいなら手を出したくなるだろうに、一人だったりするのはなんでだろう?
「そうね、複数に手を出した場合、後宮内で権力争いが起こるからじゃないかしら。自分が正室になれると思ったら他の候補者を蹴落としてでもと考える輩も出てくるでしょう。」
ぬぅ……本気で好きだったら、そういう危険には晒したくないな。本命に権力を集中させて危険を排除するのか。
「なにげに浮気前提で話してる……まあ、実際そういう人ですけど、どなたかは。」
……やっぱり、根に持ってる?
「持ってるも何も、反省していなさそうですから」