ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

買えますか?

金というのはその時々でその価値が変動するのはニュースでもわかるとおりだが、でもやっぱりいろんなものの価値を数値化するには一番最適なんだよな。
「何か、価値を数値化したくなるようなものでもありましたか?」
芸術とか、ネットにあがっているイラストとか。あれって、ただで見れるからって金銭的な価値がないかというと違うよな。
「そうね。それらをまとめたものを買う人もいるものね。」
ただでなら見ても良い、聞いても良いって傲慢なようだけど、逆に言えば金を払うと言うことはそれだけ認めているって事でもあるんじゃないかと。
でさ、最近現代アートとかいって訳のわかんないのが多いけど、あれは芸術かどうかなんて不毛な議論があるけどさ。
「つくった方は芸術としてつくったと言い張らないと自己否定に陥りますからね。」
でさ、それを擁護する連中って実際それらを買えるのかな?って考えたらさ…… それって、学芸会の演技を良かったと言ってるのと同じで、金を払って舞台を見に行くのとはまるで評価する前提条件が違うんじゃないかと、
「でも、ゴミにしかみえないものに金を出す連中はいるわ」
でも、そんなのごく一部だけだろう。やはり多くの人間はそれらを金を払って見に行きたいと思うほど魅力を感じるかというと……
「どっちにしろ、それが芸術かどうかとよりも、それを芸術と認識するかしないかで、互いを蔑む口実にしているようにも思えます。」
……まあ、そうだよな。どっちにしろ、芸術としてどのように見るかではなく、芸術に見えるかどうかと喧嘩になる時点で違うと思うが……
ピカソなんか、思いっきり崩しているのに何故か理解できる、そういった部分があるのに、最近のは全く理解のしようがないからなぁ。
「説明を受けて理解が深まるならともかく、説明を受けないと理解できないのっておかしいわね。それなら説明文こそ展示するべきじゃないかしら。」
最近のアニメって言うか、ここ10年以上前からそうだけどそういうのが増えて気持ちが悪い。