ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

詭弁と憎悪の廃都

朝鮮半島パレスチナ……だけかと思ったらそれだけじゃないな……
ノーベル平和賞ですか?」
いや、もう一つ条件を付けて絞り込んでる。温暖化対策、ミャンマーチベット、イランの民主化……
「どれも未だ解決していない問題ばかりね。むしろ、問題解決していないからこそ注目を集めるために与えているのでしょうけれど。」
それを考えたら、これまでの受賞は理解できなくはない。朝鮮とパレスチナはその意義が疑わしいが。でも、まだ、まだ何かやっていたからわからなくもないんだ。それが温暖化問題を取り上げただけの単なるスポークスマンが受賞したときには政治的とかそんなレベルじゃないものを感じてしまった。
「確かにそれらの問題が取り上げられた国で苦しんでいる人はいるのでしょうが……」
「でも、与える側はどうなのかしら? 巨大な特権を手にして慈悲深いという自分に満足するために使っている。しかも、その行為が実を伴わないのは滑稽の極みね。」
特権ね……巨大な権力は口約束だけでも世界を影響はあるけど……何かなせるのとは違う。成果を出す前にあんな成功報酬、しかもね、奴は軟禁されているわけでも故郷に戻れないわけでもない。公約の一つはあっさりと取り下げてしまったような奴に……いや、期待をしてもいいが、あれは違うだろ。