ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

放送の受け手とは

いとこがテレビに出てた。教えろよ!思わず叫んで母に不審がられたぞ!……まあ、母もパニクったが。
「え、テレビに親類縁者がでるとそういう反応してしまうものなんですか」
いや、だって、事前に出ると知っていたらパニクらなかったし。
「いえ、そうでなくて……自分でビデオに撮影したらモニターに写せますし、ネットで全世界に配信する事も……」
すまんが、おまえの言ってる意味がようわからない……
「哀様はほら、昔のテレビ全盛期を知っているから。 テレビが未だに重要なメディアと考えているのでしょう。 けど、優律は生まれてからネットにつながっている事が普通だったから、テレビで見る必要性が……」
「私からすれば普段テレビを軽視しているにいさまがそこで大仰に反応した事の方が不自然に思えるのですが……」
うーん、いや、確かに最近のテレビは酷いと思っていたが、確かに何でいとこがテレビに出たのに驚いたのか……
「テレビというメディアの価値を評価しようとしているのが間違いではないかしら? 親族がテレビに出たというのは、知り合いが全く予想だにしない場所でばったり会うようなもの驚くのが普通だわ」
言われてみれば、テレビを軽視する点はどこかと聞かれたら、芸能人がどうしたの、全く持って自分に関わりのない無価値な情報だったり……
「そういうのが好きな人もいますけど、兄さまは違いますしね。兄さまが興味を持つ情報はほとんど取り上げられない……」
まだ地元の情報なら、家族や知り合いとのコミュニケーションに使えるが…… あー、そういうことか。