ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

二人

「兄様の独り言だけど、私の名前よりセスィウの方が多いような気がする……」
「でも、ここで話すときはまず優律でしょう?」
「私が相づちを打って、セスィウが結論を述べるからそういうふうになっているんじゃ……」
「……それ、哀様自身気にかけているわね。変に平等に話させないといけないみたいな意識があるみたいで……」
「義務で接してもらってもうれしくはないわ」
「そうね……でも、愛そうとしているのなら、それは接し方をしらないだけで、やはり愛していることにならないかしら…… それが不満なら教えるべきでしょう。 ……と言っても優律は哀様に調教されたわけだし、哀様と実際にはほぼ同様の思考をする傾向があるのよね。」
「似ているって事?」
「そうよ、とりあえず不満やらなんやらお互いに口にしなさいな。私は口にしているでしょう。」
「なんの皮肉かと思っていたら…… そういうことだったの?」