子供の頃に見ていたアニメが、結構原作を削りまくって不満だったのに、今見るとわりとうまくまとめてあるなと感心したり……
「大人になって作る側の苦労がわかるようになったのでしょうか？」
それはそれで何か世知辛いな……純粋に作品の面白さで計れなくなったみたいで。
「評価する基準が多様だと知ることが大人になるということなのかもね。そのための経験を積んできたということよ。」
まあ、こないだ、なれない店に買い物に行ってみたら、出てくる客がみんなビニール袋下げてでてきてるのよ。
「まだ、ビニール袋が無料のお店だったんですか？」
いや、有料だった。レジに並んだところで気付いて慌てて適当なところに籠をおいて、マイバッグを車に取りに行ったわ。
「ビニール袋、結局いろいろなところでもらうから増えちゃって使い道も無いわね」
にしても、なんなんだろう。あの店、誰もマイバッグを使ってなかったが……そういう客層なのか？無駄に金取られるしもったいないだろ。
「バッグを買うよりビニール袋に代金を払う方が得だと思っているのでしょうか？買ったら、ビニール袋が五円くらいで、トートバッグとかなら、どんなに安くても500円ぐらいはしますから。」
うーん、普段使ってる奴はなんかのときにもらった奴だからなぁ。ほら、ときどき、電器店で来店者プレゼントとかで配ったりもあるしさ。
「やはり、習慣が無いからが理由かしらね？コスト計算しているする手間がもったいないとかよくあることでしょう？ 逆に言えば旦那様ももらったバッグがあるからもったいないと思うだけで、もらうことがなかったらビニール袋をいちいち買っていたのではないかしら？」
ん、まあ、かさばるけど、確かにわざわざ高い金を出してトートバッグを買わないかな。
酒を味わうのは好きだが、酔うのは嫌いだと気付いた……って話したっけ？
「ここでは、してないですね」
「考えてみれば、普通、水分をコップに3杯も摂取するのはかなり大変なのよね。しかも、アルコールが含まれているとなるとなおさら……」
考えてみればとんでもない話だ、皆自分たちがアル中なのに気付いていないのだろうか？
「気付いていないのでしょうが……いわゆる酒豪と比べて自分たちは飲んでいないと考えているのでは無いでしょうか？」
「大食い選手権と比べると自分は小食と考えているような？」
そうとはかぎらんだろうが、自分に合った飲み方を楽しめないのはともかく不幸だよな。
「にいさまなら、頭痛で先送りしていたワインをようやく飲めてご満悦のようです」
「でも、酔っ払ってはいなかったわね。酒の味は好きでも酔っ払いたくは無いみたいね」
「愛妻の日とのことですよ、にいさま」
……なんで？
「1月の１をアルファベットのIに見立てて、31日をサイと読むのでしょうね」
……いや、そんな帰ってからいわれても何も準備できてねえし。
「雌奴隷の日とか、性欲処理の日はないのかしら？」
最近リベラルが物騒だから
